液晶モニタのちらつき

ここしばらく自宅PCの液晶モニタの「ちらつき」に悩まされておりましたが、本日すっきり治りました。
治療方法はずばり、会社で余っていたモニタケーブルを拝借して交換しただけです。
液晶そのものが壊れてなくてよかった~。

6年くらい前に購入したDELLの17インチ液晶なのでそろそろ買い替えどきかなぁなどと思いながらも、まだ君はがんばれるはずだと励ましながら使い続けた甲斐がありました。

過去に我々のクライアントでも同じ現象が起き、モニタ⇔PCの接続のチェック、PC内のビデオカードの接続チェック、ディスプレイドライバのアップデートなど色々試したことがあったのですが、その経験が活きました。

皆さんも、もし画面のちらつきが発生したら試してみてください。問題は意外と単純なところにあるかもしれません。

要件定義も運用もしない新基幹系?

本日の日経コンピューターのメールマガジンに目を引く記事がありました。

タイトルは、【要件定義も運用もしない●新基幹系のススメ】

以下、記事の抜粋。

経営統合やM&A(合併・買収)、グローバル化の加速、新規事業への進出―。
経営を支える屋台骨である基幹系システムは今、こうした変化に追随する「柔らかさ」が求められている。
自動化による業務の効率化だけを目的として、基幹系を構築する時代は終わった。
変化する経営を支える柔らかな基幹系を構築するためには、
現場の業務改善だけを目的として要件定義をしないこと」、
そして「自社で基幹系を運用しないこと」で稼働後に開発し続ける体制を築くことがカギになる。

人によっては少々極端に聞こえるかもしれませんが、うーん、なるほど。と考えさせられました。

まず、「現場の業務改善だけを目的として要件定義をしないこと」。
システムの役割を、人が行う仕事を効率化したり楽にするだけの単なる「ツール」ではなく、会社を動かす「エンジン」として位置づけた場合、現場レベルの「目に見える」課題やニーズだけを改善するだけでは、その会社の成長にとって本当に必要なシステム像は描けません。
これは、要件定義における「裏読み(本質を探る)」がとても大事であることと同じですね。
また、「システムを自社で運用しないこと」=「システム運用は専門家に任せ、ユーザは”使うこと”に専念する」も理にかなっています。
「開発し続ける」=「内外部環境の変化に適応するために常に進化させる」も非常に重要です。

うちの会社でも、社内システムのリニューアルや改修の選択肢として、「クラウドソリューションの利用」「運用業務のアウトソース化」のメリットやデメリットについてクライアントから相談を受けることが増えてきています。

ちょっと前までは、「社内基幹システムや社内データを外に出すのはセキュリティ上不安」、
「業務に合わせてテーラーメイドのシステムを設計する」という考えの企業が多数だったと思いますが、日本でもクラウド化の流れはいよいよ本流になりつつあるようです。

我々としては、これからもケースバイケースの考え方をベースに、クライアントを取り巻く環境と将来像をよく考察し、ベストな解決策を提案していきたいと思いますが、こうした時代の流れに常にアンテナを張っておき、より多くの可能性の中から最適なサービスをクライアントに提供できるよう日々勉強し続けねば(=進化)と改めて思うのでした。

★本記事で紹介した内容は、日経コンピューターの10/27号に掲載されています。
興味のある方はぜひご一読ください。

http://coin.nikkeibp.co.jp/coin/nc/11102/

ITアドバイザリーサービス

今月から、ITアドバイザリーサービスの提供を開始しました。

孤独に戦うシステム担当者の皆さまをサポートするために生まれたサービスです。

我々も元々は社内情報システム担当として、長年企業内システム運用に関わる様々な業務を経験してきました。
当時強く感じていたのは、自分の仕事について『相談できる人』がいないもどかしさ。
一人で考え、一人で責任を背負い任務を遂行する。こんな環境で日々のシステム運用業務をこなしている方も多いのでは。

お抱えのシステム業者はいるけれどちょっとしたことでは相談しづらいうえにお金もかかる。ネットで情報を集めようにも、社内特有のシステムやルールにマッチする情報は簡単には見つからない。

自分の仕事や立場を理解したうえで何でも気軽に相談でき、問題を共有できる『パートナー』がいればいいのに…

こんな悩みをお持ちの方、是非一度アバンテにご連絡下さい。
きっとお役に立てるはずです。

★ITアドバイザリーサービスの詳細はこちらからご覧下さい

HTMLカラーピッカー追加しました

小道具箱に、HTMLカラーピッカーを追加しました。

いきなり小道具箱といってもなんのこっちゃという感じですが、
実はこのブログにすでに7つくらいの小道具が入っています。

ツールのコンセプトは、一画面に1小道具、余計な贅肉を切り落として限りなくシンプルに。
(作りこむのが単に面倒なだけというツッコミ大歓迎)

ほとんどが社内から要望のあったものをザーッと適当に作った小道具ちゃんたちなので、
たまにエラーを吐いたりうまく仕事ができないかもしれません。
そんなレベルの完全自分達仕様のツールですが、冷やかしがてらお気軽にご利用下さい。

現在の小道具ラインナップはメニューの小道具、または下記ページから御覧ください。

小道具箱

こんなツールもほしい!というご希望があればこちらからリクエストお願いします。
(※リクエストに100%お応えできるかはわかりませんのであしからず。。。)

●ちなみに、CoffeeBreakページもあります!

vTigerCRM

以前から興味のあったオープンソースCRM(Customer Relationship Management)システム、『vTigerCRM』(読み方がわからん。ブイタイガー?ブイティガー?)を試してみることにしました。

■オフィシャルサイト: http://vtiger.com/index.php

■日本語チームコミュニティサイト: http://www.vtigercrm.jp/

インストール方法は、他の多くのLAMPベースのオープンソフトWEBシステムと同じで、
ソースをWEB公開フォルダ内に展開→ディレクトリ、ファイルのパーミッションを設定→DBユーザを準備→システムのセットアップウィザードに沿って進めばできあがりです。
よくできてます。

■詳しいインストール手順(Linux向けソースコード版):
 http://wiki.vtiger.com/index.php/vtiger510:Installation_on_Linux#Source_Installation

できあがった画面が↓。

vtigercrm スクリーンショット

インストールしたのはオリジナルの英語版なので、インストール後にシステムにログインして、
モジュール管理という機能から日本語化モジュール(日本語コミュニティサイトでダウンロードできます)をインストールします。

機能盛りだくさんなのでどこからいじるか悩んでしまいそうですが、ちょっと使って見ていいなと思ったのは、請求書や見積書を日本語でPDF出力できる機能。
海外製のオープンソースだと、特にPDF周りの機能に問題があることが多いのですが(文字化け)、日本語コミュニティのみなさんのおかげで、インストール直後から問題なく使えそうでした(もちろん、レイアウトなどの見た目は自社用にカスタマイズが必要だと思いますが)。
営業活動からサポート履歴、見積り、請求書発行業務まで、クライアントコミュニケーションに関わるすべての活動がワンストップで行えるくらいよく作りこまれているので、うまく運用できれば強力なツールになりそうです。

さっそく今日から試験的に自分のクライアントを登録して使ってみたいと思います。