vTigerCRM

以前から興味のあったオープンソースCRM(Customer Relationship Management)システム、『vTigerCRM』(読み方がわからん。ブイタイガー?ブイティガー?)を試してみることにしました。

■オフィシャルサイト: http://vtiger.com/index.php

■日本語チームコミュニティサイト: http://www.vtigercrm.jp/

インストール方法は、他の多くのLAMPベースのオープンソフトWEBシステムと同じで、
ソースをWEB公開フォルダ内に展開→ディレクトリ、ファイルのパーミッションを設定→DBユーザを準備→システムのセットアップウィザードに沿って進めばできあがりです。
よくできてます。

■詳しいインストール手順(Linux向けソースコード版):
 http://wiki.vtiger.com/index.php/vtiger510:Installation_on_Linux#Source_Installation

できあがった画面が↓。

vtigercrm スクリーンショット

インストールしたのはオリジナルの英語版なので、インストール後にシステムにログインして、
モジュール管理という機能から日本語化モジュール(日本語コミュニティサイトでダウンロードできます)をインストールします。

機能盛りだくさんなのでどこからいじるか悩んでしまいそうですが、ちょっと使って見ていいなと思ったのは、請求書や見積書を日本語でPDF出力できる機能。
海外製のオープンソースだと、特にPDF周りの機能に問題があることが多いのですが(文字化け)、日本語コミュニティのみなさんのおかげで、インストール直後から問題なく使えそうでした(もちろん、レイアウトなどの見た目は自社用にカスタマイズが必要だと思いますが)。
営業活動からサポート履歴、見積り、請求書発行業務まで、クライアントコミュニケーションに関わるすべての活動がワンストップで行えるくらいよく作りこまれているので、うまく運用できれば強力なツールになりそうです。

さっそく今日から試験的に自分のクライアントを登録して使ってみたいと思います。

IT資産管理ツール「GLPI」

はじめまして。kozy@avanteです。

これから私もこのブログに時々登場させてもらいますのでよろしくお願いします。

記念すべき第一投目は現在検証中のオープンソースIT資産管理システム「GLPI(http://www.glpi-project.org/spip.php?lang=en)」について。。(硬いですかね。。。)

IT資産管理とは、文字通り、会社にあるIT機器(パソコンやネットワーク機器、プリンターなどのハードウェア)やソフトウェアの管理を行うことですが、どのような情報をどうやって管理するかをきちんと考えてから取り組む必要があります。

方法は手軽にエクセルを使う方法もあれば高機能の資産管理専用システムなど色々あると思います。

うちの会社でもエクセルやWikiなどを使って情報を管理していますが、社内のIT資産が増えてきたため、もっと簡単に効率良く管理したいと思っていたところ、GLPIを見つけました。

まだ検証初期段階なのでそれほど使い込んではいませんが、GLPIはとてもよく作りこまれているシステムで、「IT資産の何の情報を管理するか」、「誰がどうやって管理するか」を決める際のガイドラインとしても使えると思います。

システムのインストール方法などは後々書くとして、まずはパソコンの登録画面のイメージだけ貼りつけておきます。

GLPI-ScreenShot1

GLPIのパソコン登録画面

画面を見てもらえば分かる通り、必要十分な情報入力欄がデフォルトで用意されており、これに沿って情報を入力していけば、管理対象となる情報は大方網羅できると思います。ほとんどが任意入力項目なので、管理する必要がない項目については未入力にすればOK。

親切なことに、登録したパソコンに関するトラブルの履歴やインストールされているソフトウェアの紐付け、接続されているネットワーク情報など事細かに関連情報を登録できます。

正直、全部の項目をがんばって埋めようとすると日が暮れるので全項目は制覇してませんが、まずは機器の設置場所、機器の利用者などの必要最低限の項目だけ登録しておくだけでも便利だと思いました。

この続きはまた今度書きたいと思いますが、興味のある方はぜひ試してみてください。