小道具箱更新しました

ひさしびりに小道具箱に新しいページを追加しました。

タイトルは「今何時?」です。。。

そう、現在時刻をリアルタイムで表示するだけのページです。

NTPサーバーとの同期設定をした際に、ついでに思いつきで作りました。。

日本標準時(NTPサーバー)と同期を取った時間を表示しているので、大体正確のはずです。
(※時計自体はJavaScriptで動かすので、完璧ではないです。。)

自分の時計の時刻合わせなどにご利用下さい。。。

 

What time is it?

 

 

無料 VS 有料

あなたのニーズを満たしてくれる製品やサービスが2つあったとします。
一方が無料、もう一方が有料の場合、あなたはどちらを選択しますか?
もちろん、お金のかからない無料のほうを選ぶ人が大多数ですよね。

ソフトウェアやIT系のサービスでは、特に「無料」で使える製品、 サービスがたくさんあります。 スマホのアプリやゲームもそうですね。

私も、同じ機能や性能のソフトウェアで、無料と有料の選択肢があれば、 大体の場合は無料を選びます。

有料と無料の違いはなんでしょう?

1.有料の場合は、売り手に製品・サービスを保証する「責任が発生する」   

  • 製品やサービスの「仕様」を保証し、それが守られなかった場合(不良品、バグなど)は、買い手に対して何らかの補償をする義務がある(無償修理、交換など)
  • 買い手は、お金で「製品」+「信用(保証)」を買う

2. 無料の場合は、ユーザの「自己責任」で製品、サービスを使用する

  • 売り手は、たいていの場合、製品を使ったことにより発生しうる「不利益」について責任はもたない。
  • 勝手に使って下さい。でも、責任はあなたが持って下さい。

 

我々にご相談頂いたお客様の中にも、
この「有料」「無料」のサービスで困っていた方が結構います。

「ホームページを知り合いや友達にタダで作ってもらったんだけど、 更新もできないし、サーバの情報なども分からない。。。友達も忙しいし、無理も言えない。」 といった方や、

「社内にITに詳しい人がいたから、その人が社内システムを担当(兼任)していた。 でも、その人が急に辞めてしまって何がどうなっているかさっぱりわからなくなった。」

私の経験上、知り合い、友達に「仕事」を「タダ」で頼むのはとてもリスキーです。
その仕事が、ビジネスに影響を与える重要なものであればやめたほうがいいです。

友達からすればもちろん善意で手伝っているので、 はじめはがんばって作ったり、サービスします。
ただ、その対価として何らかの報酬(お金、もしくはその対価となるもの)がなければ、 無料の仕事は優先度は低くなります。
ふつうの人ならば、「お金をもらえる仕事」のほうが大事です。
友達が自分の仕事で忙しくなったり、病気になったりしたら?
おそらく、タダの仕事は二の次三の次です。

結論として、自分で責任をとれる(何か不都合が起きても影響は小さい、もしくは自分で対処できる)のであれば、自己責任で無料の製品、サービスを使えばよし。
責任が取れない場合(自分で対応できない)場合は、お金を払ってプロに頼むのがいいです。

最近お客様にこういった話をすることが多いので、なんとなく書いてみました。。。

ジャンク=ドナー

前回の投稿で、赤鬼LOOX C/E 70の割れたディスプレイ部分(蓋と呼びます)を取外したことを紹介しましたが、その蓋がさっそく役立つ時が来ました。。。
(ちなみに、赤鬼の新しい蓋は本日中古品を発注しました)

私も同じLOOX C/E 70 青色(=青鬼。)を愛用しているのですが、なんとまあ、タイミングを見計らったかのように数日前に液晶が壊れました。。

症状としては、ほぼ真っ暗。うーっすらと画面は映っているのですがとても実用レベルではありません。画面真っ暗状態になる前に、かばんに入れたまま軽く落としてしまったのですが、どうやらそれが原因になった模様。

さてどうしたものかと考えましたが、修理に出すのも嫌だし(初期化されちゃうしし、片時も手放したくないんです。。。)、せっかく同じ機種である赤鬼の「蓋」があるのだから、自分たちで直してみよう!という流れに。。。

オペの開始です。一回赤鬼をバラしているのでもう慣れたものです。今回もボスと私の共同オペでやいのやいの言いながらバラしていたのですが(業後ですよ、業後!遊んでるわけじゃないです。。)、手際よく↓のようにすぐに開腹完了。全てがむき出しになりました。

LOOXは、ネジが多いです。非常に多い。ここまで開けるのに20本以上回しました。。。

バラバラLOOX

バラバラLOOX

さてどの部分が悪いのかなーと、色々試します。コネクタの接続が緩くなってないか、基盤が焼けたりしてないか。断線してないか?などなど。
とりあえず、思い当たる箇所は全てチェックしてみて、配線も抜き差ししたりしてみましたが改善されず。こうなると、どこかの部品が壊れている可能性が高くなりました。

いよいよ、ジャンクとなった赤鬼の蓋の出番です。赤鬼ジャンクは、液晶が割れているだけなので、液晶パネル以外の部品は全て再利用できます。
LEDバックライトパネルも液晶から分離して、交換に備えました。ここでボスは、「LEDバックライトまで部品化したのははじめて!」と鼻息荒く大興奮です

原因切り分け調査の結果、本体から電気を供給しているケーブルが原因である可能性が高いという結論に至りました。
内部で断線したか?落としたショックで断線っていうのも不自然な気がしましたが、とにかく可能性がここに絞られたので、赤鬼の蓋からケーブルをひっぺがし、青鬼に移植してみます。

悪い箇所

悪い箇所

 移植が完了し、ドキドキしながら、テストで電源を入れてみます。。。
(こんなむき出しな状態なので、電源のON/OFFをする際はかなり気を使いました。。。)

そして、、、、ついに映りました!!!

ディスプレイ復活!

ディスプレイ復活!

うれしすぎて、手がぶれて写真がひどいことになってますが、BIOSの画面です。
この瞬間はほんとに感動しました~。

稼働確認もとれたので、急いで組み立てます。。。

LOOX C/E70 青

LOOX C/E70 青

そしてついに、、、、

青鬼復活!

今回のオペは会心の出来だったと、このあとボスと自画自賛会をしたのは言うまでもありません。。。

それ単体では何も機能しない「ジャンク」でも、他のPCを救う立派な「ドナー」として素晴らしい価値を発揮することがあります。そのことを改めて認識させてもらった素敵な一日となりました。。。

次世代キーボード一体型PC

はい。写真をご覧頂ければ分かる通り、ノートPCからモニタ部分を外しただけでございます!

LOOX C/E 70 液晶なしバージョン!

LOOX C/E 70 液晶なしバージョン!

ボス愛用の赤鬼ノートこと、富士通のLOOX C/E 70の無残、じゃなくて、斬新な次世代フォルムです。

液晶が割れてしまい、部品交換を自分たちでやろうということになりまして、
それならばまず分解しないとな!とのことで液晶を外しちゃいました。
思いのほか、これはこれでありなんじゃないか。。。?と言ってボスはそのまま喜んで使っています(もちろん外部ディスプレイにつなげて利用。)。

意外と、蓋がなくても問題なく使えるようです。ただ、無線LANのコードアンテナが蓋の内部に這わせて設置されているため、蓋を取っちゃうと電波受信強度がとても下がります。

省スペースで省電力、ブレードのように省スペースサーバーとして使っても面白いんじゃないか?(PCバッテリー=UPSとして機能するし!)との斬新なアイデアも出て、「アキバで液晶が壊れてるジャンクノートPCでもあさりに行こうか~」、と本気で話していたのでした。。。

とまあ、ふざけてるんだか真剣なんだか分からない、日常のPC遊びの一幕でした。。。