昨夜のこと。
用事があり車で数分のショッピングセンターに愛車の95年式GOLF3で出かけました。
一時間ほどして用事を済ませ、さて帰るか~、と車の鍵を空けようと鍵を差して回そうとしたところ、、、、鍵が回らない(涙)。
まあ、古い車ですのでトラブルはこれまで多々ありました。
GOLF3定番の故障と言われている、大体の障害は経験しました。なので、自慢ではありませんが、車のトラブルには結構慣れてます。
窓落ち(パワーウインドウが壊れて、窓がストーンと落ちる。。。)、エアコン故障、鍵穴が取れる(ドアから鍵の部分がスポンと抜ける)、 などなど。。
ただ、鍵穴のトラブルは以前にも経験はあるものの、今回のように鍵が回らないのははじめて。いつも当たり前に動く部分が急に動かなくなると焦ります。
不意打ちのように発生するシステム障害と同じ。そのタイミングで来るか!みたいな。
夜も11時頃で気温はおそらく氷点下、めちゃくちゃ寒いです。
システム障害対応と同じく、頭をフル回転させてピンチを脱出する手段を考えます。
1. カーレスキューを呼ぶ
→鍵って壊さずに空けてもらえるのか?壊されたらお金かかるし嫌だなぁ。
2. とりあえず、今日は駐車場に置いたままタクシーで家に帰り、明日の午前中に再チャレンジ(時間が経てば治ってるかも。。。?)
→戻って来るのが面倒だし、タクシーで家に帰るのもしゃくだなぁ。
3. 自力で鍵を開ける(色々試してみる)
さて、賛否両論あるかと思いますが、時間もあることだし、鍵を自力で開けることからチャレンジすることに決定。ダメなら2番。レスキュー隊を呼ぶのは最終手段とします。
まず、鍵穴が回らない原因を考えてみる。
車を見ると、ルーフや内窓に氷がはってます。かなり寒かったので、車内外の温度の差で窓が曇り、それが凍ったみたい。そこで考えました。
もしかしたら、鍵穴の中も凍って回らなくなってる(爆)?
想定外の事が起きたわけですから、普段はありえないと思う可能性を検討してみるべし(?)。
凍っている → あたためて氷を溶かす → 鍵が回る
鍵を開けるための道筋が見えました。
そうと決まれば即行動。温めるべし。
まずは手っ取り早く、手を鍵穴の部分に当ててじっと待ちます。そう、まるで気功師のようにハンドパワー。燃えよコスモ。
ジャージを着たおっさんが車のドアに手を当ててじっと立ってるわけですから、傍から見たらただの怪しい人です。もしくは車上荒し?
これでだめなら、自販機も近くにあるし、べたつかないホットドリンク(お茶系)を買って鍵のところにかけてみよう。。。と第二ステップの作戦を考えながら温めること数分。。。
そろそろあったまったかなと思い、鍵を差して優しく回してみる。。。。
「カチャ。ウィーン」 。。。 開いた(笑)!!!
ついにやりました。作戦ずばり的中(おいおいホントか?)!!
日頃から、システム障害対応で鍛えられた障害対応力がこんなところでも生かされるとは(笑)。(そんなにしょっちゅう障害が起きてるわけではないですよ!)
本件の教訓。
寒い時に車でお出かけするときはホッカイロを持ち歩き、鍵の凍結に備えよ!
でした。。。