法定停電の思い出

9月~12月にかけてはなぜか法定停電の季節ですよね。

私は法定停電といえば、イヤな思い出しかないです。
なので、クライアントには必ず

「十分準備はしますが、必ず問題がおきると思っておいてください」

って言ってます。(実際そうなので)

それでは私のもうカンベン!な出来事 停電ベスト3書いてみましょう。

 

第3位!     まさかの機器の故障

まぁ、ありがちっちゃーありがちなんですが。
PC本体からサーバ、 ネットワーク機器から電動ブラインド(!)まで、ほんと清々しく
壊してきました。

じみーにボディ(心)に効いたのはユーザモニタ同時10台とかですかね。
在庫ないって(笑)

 

第2位!          システムに入室拒否される

複電後、よーしシステム起動すっかーって、鼻息荒く入室しようとしたんですが、

ドア開かない。カード効かない。

セキュリティのサーバ上げないと入退室カード使えない?聞いてねーーーー!
おっとドアにカギ穴。総務部長さんに電話凸してみると・・・

部:「手動開錠用のカギがあるから、それで入れるよ」

俺:「あ、よかった~カギあるんですね。それはどこです?」

部:「中の金庫」

俺:「OKです。で、中に入るにはどうすればいいです?」

俺・部:「・・・」

結局、部長の言う部屋に入り、カギゲットしましたとも。
天井と壁の隙間を発見し、侵入して、カギがついている部屋に入るためのカギを探して、
金庫の部屋にたどり着いて、またカギを探して。。。
他の人の机を開けてカギを見つけたときは、

    「事務室のカギを見つけた!」
ってテロップが視界に入りました。バイオハザードみたいに。

そもそも侵入者が金庫室まで侵入できる程度のセキュリティって、実際どうなのよ?
(その後侵入経路のスキマは閉じられました・・・)

 

そして第1位は、    200V破壊実験

夜23時、オフィスで時計を時計を見つめる。あと10分で発電開始。
そのときは、自家発電施設のあるクライアント先で、発電試験も兼ねてました。
(もはやITじゃないな・・・)

今回も何も壊れなければいいな~と祈っていると・・・ パチン、ブオー っと発電モード始動。
っと一瞬通電したか?と思いきや、、、電灯着かない。。

ブーン・・ シュ~~って音が四方八方から、、、んで、ついでに、
四方八方、爆発音。

ここ15年くらいで一番、オロオロしました。はい。

火花、爆発音、そして異臭。 おれ「あわわわわ」

叫びながら部屋を脱出。電気屋さんのところへ猛ダッシュ。

電気屋さん、明らかに電気おかしいです!電気が! 火柱上がってます!
(実際は煙+火花?)

夜2時、関係者緊急収集させて、経営にも連絡いれて、、、、その後2日徹夜。

後でわかったのですが、普段100Vの経路に間違って200V流しちゃったみたいのが今回の
原因。PC8台死亡、金庫とか、HUBとか色々破壊完了。(火柱系はACアダプタ類だった)

事後も賠償とか、保険とか、副社長激怒(電気屋さんにね)とか色々あって落ち着くまで2ヶ月
くらいかかった後、お疲れさん会と称して関係者に高い料理を奢ってくれたのですが、、

あの夜中一人で味わった、200Vの世界の恐怖は ステーキごときでは決して癒されること
なく思い出(トラウマ)として確かに刻まれました。

電気は怖いと!(電気科卒)

 

IT管理者のみなさんも、だるいとか、またか、とか言わないで、電気屋さんに協力してください。
電気屋さんの仕事があぶれないためそんな怖いことが起こらないよう、法定点検してるんですから!

 

依存と共依存

DV男 と そのサポートが生きがいの女 (または逆)

なーんてのは人間関係でよく取り立たされる、「依存または共依存」の典型例ですね。

この場合、依存関係の解消=互いの自立 が当面の対処法でしょうか。

でもこの概念の適用範囲を広げてみると、以外に「依存」は身近にあります。

ギャンブル、タバコ、金 、お菓子、学歴、有名企業への執着 、趣味への没頭 から

主義/主張、情報(TV、ネットなど)、さらには 国、会社、学校、地域など組織体への依存も。

なーんでも依存できちゃうのが人間のスゴイところ。

依存は楽なんです。でも依存関係はどこかに負荷がかかって極めて不安定な状態です。

しかも得てして依存中は独特の閉鎖空間を作りあげ情報のシャットアウトを行いますしね。

システムだって一緒。いろんな依存・共依存が存在します。

・ITに強い人に依存した組織のIT
→強い人に押し付け>強い人が井の中の蛙化>でも代わりいない>どんどん閉鎖的に

・とある知識分野orソフトに依存
→もっといいのある!>でもわからないからいいや>どんどん閉鎖的に。。

システムも人と一緒。依存状態を極力避けるべきだと考えます。
(楽だな~と思ったら依存を疑う^^)

システムも運用者も利用者も、共に自立していると考え、一緒に成長するべきです。

そんな人と一緒に成長するシステム環境が、もっとも安定的なシステムと私は考えています。

 

ハードディスク値上がりの可能性

最近、内臓ハードディスクと外付けハードディスク(バルク内臓HDD>外付けHDD)の価格差が
大きくなっています。

秋葉店員の話によると、どうもタイの洪水の影響とのこと。。
しかも年末にかけて、値上がりだけでなく、 品薄になる可能性があるとも。

実はタイは世界有数のハードディスク(または部品)工場で、9割近くのハードディスクに
影響がありそう。

http://jp.reuters.com/article/JPbusinessmarket/idJPJAPAN-23758920111022

 

近々買いたい と思っている人は、早めの購入が吉。

 

反省会の進行のしかた

反省会の進行をやってきました。
なので今日は反省会について書いてみようかと。

反省会とは、やったことを振り返り、「こうすればよかった」を次に生かすためのもの。
なので反省会をやれば、どんな失敗プロジェクトでも無駄でなくなる便利な代物です。

大枠の反省のしかたは、失敗を認める→原因を考える→解決策を考える の流れで促します。
解決策をどこまで具体的にするか(5w2h)がキモなのですが、そこは時間と参加者次第。
長くかかりそうなら、違うタイミングでやりましょう。

私が反省会進行で心がけてるものは、、以下の通りです。
 ・わきあいあいと楽しくやる
 ・参加者を主人公に仕立て上げること
 ・悪者をつくらない
 ・1時間以内に終わらせること

上記を絶対のルールと考え、基本ブレスト(ブレインストーミング)形式がベストと考えます。
進行方法は以下を軸に行えば良いです。

 1.場の形成
   ほめ言葉や、軽いジョークで参加者をひきつけます
   みんなが意見を言いやすい場にもっていきましょう。

 2.イントロダクション
   反省会の目的を話し、ルールを説明します。
   あまり硬くならないようにするのがキモです。
   
 3.振り返り
   作業フェーズを参加者に語ってもらい、記憶を呼び起こします。
   ホワイトボードに書いておき、問題の収集の際に使います。

 4.問題の収集
   とにかく、数を集めることです。
   全員に言わせるために、私は順番に当てていきます。

 5.問題の集約
   集めた問題点をカテゴライズし、問題の根本を洗い出します。
   ここは若干進行役が意図的に動いて進めるほうが、効率的です。

 6.解決策の収集
   「あのとき、どうすればよかった?」と尋ね、解決策を言ってもらいます。
   人数にもよりますが、ここは挙手方式が良いです。
   まとまらない事が多いため、進行役やマネージャさんの意図を入れた方が
   無難でしょう。

 7.エンディング
   マネージャ、識者の意見をもらい、問題、解決策の次への使い方を確認します。
   これが解決すれば、君たちは最高だ、という気持ちにさせます。
   
   最終的に、メンバのモチベーションをどれだけ向上させるかがキモです。

反省会は、モチベーションを上げる絶好の機会です。
ちなみに、進行役は部外者がやる方がまとまりやすいですよー

なぜって? それは感情が全く入らないからです♪

不審者(PC)を探せ!

PCセットアップしてマシン名を変更しようとしてたら・・・

 「そのPCは既に存在します」
  ガ━━Σ(゚Д゚|||)━━ン!!

ありませんか。そんなこと。

資料みても、そんなこたない。。
さすがに数百台規模になると、目で探すのは困難。。

そんなときはNWから居場所を絞りこみましょう。

—–
1.存在ネットワークセグメントの特定
  AD環境であれば、マシン名からIP逆引きしましょ。
  NETBIOSであれば、ほとんどの場合、PCを参加させたい
  セグメントにいるでしょう。

2.MACアドレスの取得
  同セグメントに属しているWindowsPCから、
ping <不審者IP>
  arp -a
  を表示させて、不審者のMACアドレスを取得しましょう。

3.メーカの特定
  PCのメーカがバラバラの場合、メーカの絞込み
  MACアドレスを取得したら、ベンダーコードが役に立ちます。
  MACアドレスの頭4~6桁あたりは同一メーカであれば
  同じです。
  NEC?富士通?DELL? 同メーカ製のPCと比較して、
  メーカを絞り込みましょう。

4.L2スイッチ MAC address tableから利用物理ポートを
  割り出す

  特定させたセグメントに属しているL2スイッチの
  コンソールにログインし、以下のコマンド
  SW>show mac address-table  (Ciscoの場合)
  
  利用しているInterfaceを特定しましょう。

5.あとは勘
物理ポートにつながっている先を、目と手で追います。
がんばって!

ネットワーク環境をどれくらい熟知しているかに
よりますが、慣れてくると瞬殺で特定できます。