苦手の研究

小学校の子供に勉強教えていると、こっちもいろいろと勉強になります。   
今日は子供から教わったことをひとつ。

※上は宿題の100ます計算。毎日時間計ってやってます。さすが脱ゆとり世代。。


私は算数が好きでしたが、私の子供は嫌いのようでした。
この差はなんでだろうなと思い、子供に教えてもらいました。

答えは、遅いから」 これ、心理かも。

大人の世界でもよく、数字は苦手とか、文系だから、とか聞きますが結局のところ
ただ、計算が遅いからなんでしょうな。

ハサミ使うのに好きも嫌いもないように、パシパシ計算できたら、
数字に好きも嫌いもないですよね。

これを仕事に当てはめると、なかなか答え=ゴールに行き着けないものが苦手なものに
なってるような気がします。

ようは(人と比べて)「遅いから」苦手。逆を言うと早いと好きになる。

苦手の克服は、その作業を早く終わらすこと。(正確性は維持したままね)
そして早くするには、、、今、学校の先生が子供に教えているように、
   毎日時間計って100マス計算  =  作業を早く終える訓練  これです。

EXCELで資料作成とか、HP開発とか、提案書作成とか、好き=得意になりたければ
今できることを反覆作業して、少しでも早くできるようにすればいい。

そうすると、あまった時間で付加価値を付け足す時間ができる。。これだ!


そんなスピードとモチベーション の関係を、子供から教えてもらいました。

ところで子供はといいますと、あれだけ100マスやってますもん・・・
今では算数好きになってきたようです。ほんと、日本の教育はすごい!

ガイガーカウンター買いました

とある理由で必要性に迫られ、買っちゃいました。
ガイガーカウンタ  Meridian Pripyat 

震災後、みんな色々勉強して詳しくなっていると思いますが、ガイガーを一般人が使うに
あたっての知識をいま一度。 間違ってたらご指摘を。 (info@avante-act.co.jp)

1.関東近辺で測定すべき放射線はγ(ガンマ)線
  α、β、γ、中性子 とか色々ありますが、いわゆる今言われている空間線量はγ線です。
  測定時、α、β、中性子線は計測対象外でOKです (理由はググってくださいね)

  いや、まじα線とか、中性子線とかが関東で出たら、実家帰らせて頂きますし。

  γ線の単位は sv/h(シーベルトパーアワー) 
  実際に計測する際は μ sv/h(マイクロシーベルトパーアワー) となります。
  ※そりゃ、原発近所だとmsv/h(ミリシーベルトパーアワー)とかになるでしょうが。。


2.ガイガーカウンタには大きく3種類
  1)GM管(ガイガーミュラー計数管)
       ・表面汚染測定向け。2~8万くらいの一般的なやつ。今回かったやつもこの分類
    ・測定が早いけど、精度はかなり悪い(仕様±20%、もうちっとあると思う)
    ・β線が計れるけど、使い道ないかな。
    結論:数値は目安位にしかなりません。汚染箇所を確かめる、といった使い方が基本。

   2)シンチレータ
    ・空間線量向け。10万~はこの型。エネルギー 補償機能とかついてると、より精度高い。
    ・精度高し。公共機関の発表はこれ使ってる

  3)半導体検出器
    ・安いやつでてる(エステー エアカウンタとか) 1万きります
    ・測定5分ほどかかる。測定はγ線のみ
    ・精度は悪い?のかな。。未調査。

3.測定方法
    ・数値高いところを探すのでされば、20s(最短時間)計測で、うろうろ歩き回る
    ・数値が高いところ、または正確に測りたいのであれば、200s(長時間)計測。

4.数値の判断
  ・もよりの公共機関が出している線量を参考にしましょう。
    →ちなみに東京都江戸川区では  0.11μsv/h   <高くないか??
  
  ・国の基準:年間1ms で計算すると、1mSv/y÷365÷24×10^3≒0.114μSv/h
    →これって、江戸川区やばくないか??報道されてないけど、大丈夫なんだろうか??
     それに、内部被爆、医療放射線(レントゲン)被曝とか考えると楽勝 1ms/y 超えると
      思うけど、、、
      ※このあたりからスイマセン、自分で調べて判断してください。 (怖)


さて、実際、測定してみると、やっぱ線量高い。。。東京。

テレビでも散々いってましたが、雨どいとか、植木など水がたまるであろう所は
確かに高いです。

参考までに、1/30の東京江戸川区の私のおうちの測定結果は
 屋内:  0.10~0.12μsv/h  (床上1m)
 屋外:  0.08~0.12μsv/h  (地上1m)

 植木、雨どいとかで一瞬、2.8μsv/h とかも見ました。。(20msなので正確ではありませんが)

 東京千代田区のビル10F屋内、  0.11μsv/h でした。

もう少し色々計って、後日まとめたいと思います。

今日地震?

1月25日付近に東海大地震がくる、とネットで噂されていますね。 (怪情報ですから、信じないで)

信頼できない怪情報ではありますが、せっかくの機会、再度災害対策を見直しましょう。
当面の飲食の確保、冬はなんといっても暖の確保。

大丈夫ですか?

フリーランスという生き方

私の周りでは最近、フリーランスとしてIT関係で働いている方々が多くなってきました。

当然デメリットは数多くありますが、あえてメリットを挙げます。

勉強が経費として認められる

まずはこれでしょう。
最新技術をいち早く試したいITギーク(アメリカの俗語で卓越した知識があるということを指す)な人は、サラリーマンだとただの「趣味の出費」ですがフリーランスだと、必要経費。
これは全然違います。(家族への言い訳も然りです^^;)

完全裁量労働制

自分の人生の時間を、意図的に労働に宛てられます。(やり方次第ですが)

若いギークは夜型が断然多いと思います。自分の得意な時間を仕事に使えるなんて、至高です。
家族の時間を優先したり、家でやったりと自由度が高い仕事のやり方ができます。
※ただ、家でお仕事はあまりお勧めしません(割り込みが多い)

外に出れる

意外とこれ効果的。
サラリーマン時代は、どこに行くのも誰かの許可が必要だったり、営業との分業だったり
しますが、フリーランスなら自由です。いつでも自由に散歩いけます。

昼間の外の空気はうまいです(笑)
他にも色々ありますが、ひとまずこの辺で。
エンジニアの人がみーんなフリーランスになればいいな、と思います。(んで、人貸し商売撲滅)

アバンテは、そんな「できるフリーランス」を新しいエンジニアのカタチとして、応援していきます。

あ、でも保険には入った方がいいです。体が資本ですから!

指紋認証の実際

今日は指紋認証について、少し。

 

一時期、生体認証が流行し、その代表的なものがこの指紋認証でした。
実際、指紋認証を数百台のPCに導入し、運用した観点でその感想を。
1.認識しやすい人、しにくい人の個人差が大きい
  一人一人、指紋は違う、、、ってうたい文句ですが、指紋の濃淡ってのも個人差があります。

認識しにくい人ってのが必ず存在しますので、導入検討する方はその対処方法を考えて
あげる必要があります。
また、指をケガされるとまず通らないですね。。(両手指同時ケガとかもう、カンベンして)

この認識しにくい人は、経験的に 7%くらいです。(結構います)

ちなみに、絶対認識しない、生まれつき無個性の方もいます。こちらは2%くらいかな。
だからといって犯罪者にならないように。DNA鑑定があるし(笑)

2.導入時に嫌がる人もいる
指紋、というと、警察!って連想する人もいます。
(会社は裁判所の指示があれば情報開示しなきゃいけないですもんね)
指紋認証システムの場合、PC、サーバに記録しますので、「気持ち悪い!」って言う人も
まれにいるんですよ。
導入の際は、そういう人への対応も考えておいた方がいいです。
(退職時は破棄します、とか、秘密保持とかに入れるとか。究極の個人情報ですもんねぇ)

3.指紋情報は季節もの
これ、意外なんですが、指紋認証って季節の変わり目に弱い(笑)
秋、春、なって「指紋が通らない!」って問合せ多いんすよ。
それはずばり、 湿度の変化。

生体だけあって指紋もデリケートで、乾燥してる指と湿ってる指って微妙に違うみたいです。    ユーザに定期的に変えてもらいましょう。
(そんなときでも、10~20回くらいやってもらうと通る)

認識しにくい人には、保湿クリームを塗って通すと通りやすくなる、ってゆー現場の知恵も。

4.指紋認証といえど、本人認証絶対ではない。
一時期ニュースになりましたね。入国審査で指紋が使われているアメリカで、手に専用の
セロファン張って偽装する、って。偽装は可能なんですね。

過去、弟がやったら指紋通ってPC使えちゃった。。。ってユーザから聞いたことあります。
聞いてないことにしてますけど。

 

他にも色々ありますが、今日のところはこんな感じで。
パスワードがわりに利用する指紋認証。 パスワード書いたメモを机に貼られるよりは
絶対セキュアですが、運用は意外と大変です。
運用エンジニアは、ユーザの指についても気にしてあげねばならなくなり、サポート範囲に
「ユーザの指」が追加されます。

今から指紋認証システムの導入を考えている方は、社則に
「社員の日曜大工、原則禁止」の条項を追加するところから初めてはいかがでしょうか(笑)